【リチウムイオン電池】簡単に買えるけど、簡単に捨てられないモノ
[2024/07/18]
スマホやモバイルバッテリー、その他にもUSBで充電するようなポータブルの扇風機など最近は乾電池ではなく充電して繰り返し使う製品が多くなりました。
リチウムイオン電池
これらの製品にはリチウムイオン電池(バッテリー)というものが入っていて繰り返し充電ができます。
最近たまたまテレビで見かけたのが、リチウムイオン電池は落としたりなどの強い衝撃を与えると発火・破裂(爆発)する危険性があるとのこと。
テレビでは「首に付けるタイプの扇風機が爆発したら危険」なんて言ってたけど、首に付けたまま強い衝撃ってなかなかないだろう…。
リチウムイオン電池はごみに出せない
そんなリチウムイオン電池は、自治体が回収している通常の燃えないごみとして捨てることができません。
自治体によっては回収してるかもしれないけど、うちのところも燃えないごみには出せません。
「じゃあどうやって捨てるんだ?」となる訳ですが、1つは製造メーカーが回収。
モバイルバッテリーのメーカーとして有名なAnkerでは「Anker モバイルバッテリー/ポータブル電源回収サービス」というものを行っています。
ただし、送料は自分で負担して送るという作業をしないといけません。災害時に使うような大型のバッテリーだと送料も高くなりそうですね…。
2つ目の処分方法はJBRCの協力店にある回収ボックスに入れるです。
JBRCのウェブサイトにある「『協力店・協力自治体』検索」から回収ボックスが置いてある店舗の検索ができます。
ここに入れれば安全に処分ができる訳ですが注意点がありJBRC会員の製品しか回収していません。「『JBRC会員』企業リスト」から会員になっている会社などが検索できます。
大手の会社だったら会員になっていることが多いはずなので、だいたいの場合は大丈夫のはず。回収ボックスも大きめの電気屋だったら置いてあります。
問題が海外のよくわからないメーカーだったり、そもそもメーカーすらよくわからない製品。
Amazonとかで安いからという理由でよくわからない製品を買うと処分ができないっていうことになることがあります。
自治体によっては小型家電の回収というものを行っておりそこで捨てることができますが、そうでないときは捨てられないモノになってしまうことも…。
さいごに

以前に「PSPのバッテリーが膨張してた」というのがSNSで話題になっていました。これも回収ボックスには捨てられません。
捨てるのに苦労すると考えるとホイホイと簡単に買うのも辞めようかなと思ってしまう。