【BenQ XL2411P】音ゲーに適したディスプレイ【遅延】

[2018/07/19]

最近では「家で遊べる音ゲー」というと、スマホ・タブレットで遊ぶ音ゲーが主流です。

一方で、PCではbeatmania IIDX INFINITASやSOUND VOLTEX III(e-AMUSEMENT CLOUD)、Groove Coaster for Steamが、PS4ではDJMAX RESPECTや太鼓の達人 セッションでドドンがドン!、初音ミク Project DIVA Future Tone DX等が発売され多数の音ゲーが家でも遊ぶことが出来ます。

PCやPS4、そしてNintendo SwitchをTVモードで遊ぶ時に気になるのが『遅延』。

遅延とは

そもそも遅延とはなんなのか。
今、主流の液晶テレビやディスプレイは昔のブラウン管テレビに比べると、映像信号を受け取ってから実際に画面に表示されるまでにタイムラグがあります。
その映像が遅れて表示されるラグのことを「遅延」と呼びます。

応答速度

では、「液晶テレビやディスプレイを購入する前に注意するポイントは?」となったときに見る数字が応答速度です。
液晶ディスプレイで各画素の表示切り替え速度を示すものです。一般には、単位にマイクロ秒(ms)が使われ、数字が小さいほど切り替えが早く、残像が少ない鮮明な映像が得られます。もっとも、応答速度を測る標準規格が存在せず、同じ液晶ディスプレイでも黒(オフ)→白(全発光)→黒(オフ)と、黒→中間色→黒では応答速度が異なる(後者のほうが遅い)ことから、製品間で性能を比較する際には参考程度の意味しかもちません。
テレビ番組や動画を見る際は「遅延」を気にすることが少なく、メインのポイントが「残像が少ない」というものになっていますが、表示切替速度なので遅延にも影響する要素の一つです。

実際にはこれ以外にも関係する要素があるとは思うのですが、カタログなどに記載されている仕様で比較できるのは応答速度くらいです。

応答速度を詳しく知りたい方は下のページを参照。
スイッチで「がるメタる!」というゲームが発売された時に話題になったツイートです。
このゲームはリズム天国のように完全に音に合わせてJoy-Conを振るゲームなのですが、"TVモードにした際にテレビが映像と音声のタイミングを合わせるために音声も遅延する"というのが遅延の原因なんだと思う。

遅延の原因の多くはテレビやディスプレイといった映像を映す側にあります。(もちろんそれ以外の遅延もありますが)

液晶ディスプレイ BenQ XL2411P

遅延と応答速度の説明をしたところで、うちで使ってるディスプレイ(の後継機)の紹介です。

先に書くと、使い方によっては100点のディスプレイではありません。

4KやHDRには対応していません。
そういった美しさ等を求める場合はこのディスプレイは適しません。
ですが応答速度は1msと優秀です。
入力は「DVI-DL / HDMI1.4 x 1 / DP1.2x1」に対応しているため、PCだけではなくPS4等のゲーム機を接続することも可能です。

スピーカー

スピーカーは内蔵されていません。
ヘッドフォンジャックがついているので、そこからヘッドフォンやスピーカー等を接続する必要があります。

一般的な液晶ディスプレイについているスピーカーだと音質がいいとは言えない場合があり、別途スピーカーを準備して使うことが多いのでそこまで気にはならないです。

ピボット機能

そして、SDVX CLOUD版や、Steam版グルコスをプレイする際に便利なのが、ピボット機能です。
通常液晶ディスプレイは横長ですが、これを90度回転させ縦長として使うことが出来ます。

当然、映す側のソフトでも縦画面に対応していないと意味がありませんが、SDVX CLOUD版や、Steam版グルコスは縦画面として出力が出来るため、ゲーセンに近い感覚で遊ぶことが出来ます。

他メーカー品

同等の製品としてはAcerの「KG251QFbmidpx」があります。
こちらは24.5インチで若干大きく、スピーカーが内蔵されていますが、ピボット機能はありません。
「やっぱりスピーカーは内蔵で欲しい。」「縦画面にはしない」というのであれば、こっちのほうがいいかもしれない。

さいごに

BenQ XL2411Pは、応答速度が速いため遅延や残像が少なく、PCの他にPS4等も接続できます。
また縦画面にすることもできるので、縦の音ゲーをプレイするときに便利です。

価格もそこまで高い訳ではないので、買いやすいのではないでしょうか。
 
PC PS4

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